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クリーンフィックスQ&A

Q.剥がれることはありませんか?
A.一度コーティングされると相手素材と強力に固着します。日常の水、アルコール、次亜塩素酸水拭きでは クリーンフィックスと相手素材の固着面(つまり、コーテイング部分)が剥がれることはありません。
但し、コーティングした素材そのものが剥がれますと、クリーンフィックスは根が張っているわけではありませんので、素材と一緒に剥がれてしまいます。

Q.肝心な部分は剥がれないのに、塗布しすぎている部分だけが剥がせるというメカニズムを教えて下さい。
A.主成分である特殊酸化チタンを、特殊なシリコンが強力に接着しています。このシリコンは、「鉄に接する、柔軟性に富む強力磁石」のようなイメージで、相手素材の形状に 沿って、柔軟的にすき間なく強力に接しています。
仮に、磁石だと仮定しますと、鉄との接地面からの距離をⒶ0㎜、Ⓑ1㎜、Ⓒ2㎜としますと、Ⓐは非常に強い力が働き、Ⓑもかなり強い力、Ⓒになると少し弱くなり・・・と、 接地面から離れていくと接地しようとする力が弱くなっていきます。 クリーンフィックスの接着イメージも同様で、ⒶⒷⒸ・・・と接地面から離れれば離れる程、接着力は弱くなります。
即ち、塗布しすぎで接地面から離れている部分は接着力が弱く、剥がしやすい状態となるわけです。

Q.床面などに使用する際コーティングを乾かすのに要する時間はどれくらいでしょうか。
A.水が乾く時間と同じです。(気候に大きく左右されますが、概ね30分~1時間)

Q.誤って口に入れても大丈夫ですか?
A.薬品でも食品でもありませんから、絶対経口しないで下さい。ただし、経口毒性テストという、例えばマウス等100匹に少しずつ対象となる物質を与え続け、 体重1kgあたり何g与えると半数(50匹)が死に至るかという試験を実施しております。
マウスは体重1㎏もありませんが1㎏に換算したうえで数値化しております。 その結果、クリーンフィックスでは例えば体重1kgのマウス100匹に対して1匹に5,000ⅿg(5g)を与えると半数が死に至りますが、 ある安全基準を満たしている同カテゴリー品では840ⅿg(0.8g)で死に至る結果となっており、クリーンフィックスの安全性の高さが御理解頂けるかと思います。
(参考までに、食塩ですら同様の実験をした場合、数値として約3000ⅿg/㎏と言われております。)

Q.時間が経つと液体が黄色から透明に変わりますが、効果に影響はありますか?
A.クリーンフィックスは、原料である特殊酸化チタンなどの金属分子を、挟み込むイメージで水に溶かす「キレート反応」によって水に溶けた状態になっています。時間の経過とともにキレート反応が進み、 それに伴い「退色=透明化」が進み、やがてはほぼ透明な状態になってしまいます。
また、高温状態に置かれるとエネルギー過多となり、変則的な挟み込み方になり「変色」する場合もあります。ただ、いずれの場合も成分そのものが変化するわけではないのでクリーンフィックスの効果に影響はありません。

Q.製品に保証期間はありますか?
A.おおむね1年程度のうちにご使用ください。

Q.保管上の注意点はありますか?
A.高温になると気体(酸素)が発生しやすくなる場合がありますので、必ず冷暗所
(直射日光の当たらない0℃~30℃の場所)で保管してください。

Q.特許は取得されていますか?
A.技術的参入障壁が非常に高く、特許は取得しておりませんし、今後も取得予定はありません。

Q.製造元はどこですか?
A.製品の開発・製造者は岡原工学博士(奈良県)で、釜谷紙業(兵庫県)が一体的にサポートし、発売元となっております。
  弊社はストーンペーパー同様、釜谷紙業の主力販売代理店という位置づけになります。

Q.生産能力はどのくらいですか?
A.月間10,000ℓ以上です。

Q.金属アレルギーなどの心配はないですか?
A.クリーンフィックスの主成分である酸化チタンは、人工骨などにも使用される素材で、他の配合成分である銀とともに金属の
  中でも極めてアレルギー反応が出にくい素材であります。皮膚一次刺激性試験もクリアしております。

使用上の注意

・用途以外に使用しないでください。
・白色の漆喰や白色塗装面、白色繊維などは着色(淡黄色)にご注意ください。
・本製品の性質上、まれに有効成分が沈殿する場合があります。使用前によく振ってからご使用ください。
・タンク等に移し替え使用する場合、気泡が噛みこまない程度に都度撹拌してください。
・直射日光を避け冷暗所に保管してください。
・凍結すると品質に影響する場合があるため、冬季など氷点下になる場所での保管は避けてください。
・吸い込んだり目に入らないよう、使用時には保護マスク、眼鏡、手袋を着用してください。
・使用時は乾燥するまで溶剤特有の匂いがあるため、 窓を開けるなど換気してください。
・他の薬品等と混合しないでください。また、本製品を希釈使用しないでください。

 応急処置
・万が一飲み込んだ場合は無理に吐かず、すぐ多量の水を飲む処置をし、医師の診察を受けてください。
・目に入った場合は、流水でよく洗い流し、違和感がある場合は専門医を受診してください。
・皮膚に付着した場合は、流水でよく洗い流してください。
※受診時は必ず商品を持参してください。